箱の中 重なる時間
全部叶ったわけじゃない願い
夢はまだ 片隅で 埃被り
ガラスの中で 積もる時を超えて
僕の名前を君が呼ぶから
振り返ること
それに意味がないなんて思えない
声を託した このタイムカプセル
ノートの隅 残した記憶
痛みの無い 過去のかけら
忘れていた
君はいつでも笑っていた
ただ輝いて
ガラスの奥で 混ざる虹のように
過去と未来が出会うこの場所で
美しすぎる理想はいらないなんて思えない
今を照らした このタイムカプセル
僕は君にはなれない わかってる
だけど君が見た今を背負ってる
過去は僕がまた進むためにある
壊れたかけらも 輝いてる
ガラスの中で
積もる時を超えて
僕の名前を君が呼ぶから
振り返ること
それに意味がないなんて思えない
だからもう一度
いつかの君へ
身勝手だけれど
僕も置いておくよ
君しか知らない
このタイムカプセル
箱の中 重なる時間
また開けるまで さようなら