「………これは………!?」
「なんだ?珠……?」
「斬った瘤から飛び出してきたんです」
「何か文字が……『忠』?」
「あの……、これと同じものですよね!」
「!……同じだな」
「俺のは『義』です」
「光った?どういうことだ?」
「……あ」
「この痣……、これ、俺のここにもありますよね?」
「牡丹柄の痣……。これも同じだな……」
「………」
見えないけど
聞こえないけど
確かに繋がっている…
不思議な縁(えにし)
「ついてきてください」
「ああ…」
愛する伏姫が託した
希望の八つの珠
手にするは八人の剣士
同じ珠 同じ痣
選ばれし者たち
長きに渡り
探し続けてきた
呪いを打ち砕くため