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Lyrics365 > 小室等 > 道

道

"道" Lyrics by 小室等

それは美しい伯母様の家へ行く道であった

それは木いちごの実る森へ行く道であった

それは夕暮ひそかに電話をかけに行く道であった

崩れ落ちた町のなかに

道だけが昔ながらに残っている

いそがしげに過ぎてゆく見知らぬひとびとよ

それぞれがそれぞれの中に違った心をもって

それぞれの行先に消えてゆくなかに

僕は一個の荷物のように置き去られて

僕は僕に与えられた自由を思い出す

右に行くのも左に行くのも今は僕の自由である

戦い敗れた故国に帰り

すべてのものの失われたなかに

いたずらに昔ながらに残っている道に立ち

今さら僕は思う

右に行くのも左に行くのも僕の自由である

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Tags: 小室等

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