深く眠る街の片隅で
今日も貴方がいる夢で目が覚めて涙拭った
些細な夢を語ったり
ふとした振る舞いでぶつかったり
だらしない僕を見て
叱った声すら愛しいや
おもかげだけ胸に刺さったまま
姿探してもここにいないんだって
認めるようでそれが怖くて
とにかく会いたいよ
消せない傷も後悔も
あの時飲み込んだ「ありがとう」さえも
今更だってわかってたって
伝えたいんだよ
そっと瞳を閉じれば大丈夫
貴方のおもかげがいる
深く遠く眠った頬に触れて
熱を奪われてく
春の花の香り
薄れてくほど遠く
離れてくようで
せめて夢で会えますように
願えば願うほど眠れなくなって
おもかげばっか胸(ここ)に残った
でもまだ会いたいよ
帰らない笑顔も涙も
あの時閉じ込めた「ごめんね」さえも
今更だってわかってたって
伝えたいんだよ
貴方みたいな
正しい人になりたい
心繋ぎ止めている
あの日々が
おもかげだけ胸に残ったまま
背中を辿ればここにいないんだって
悟ってしまうよそれでも僕は
もう一度会いたくて
会いたいよ
帰らない悲しみも愛情も
あの時飲み込んだ「ありがとう」さえも
抱きしめるんだあなたのように
伝えられるように
ずっと瞳を閉じれば大丈夫
貴方のおもかげがある
会いたい夜を超えても
暗い辛い時は目を閉じる
深い深い胸の奥底に
会いたい貴方がいるなら