便利な10進数 あえて簡素化し 「1」と「0」で表す
2進数をトランジスタのオンオフで 物理的に表現
10進数に比べ桁増えるが 電子の速度で巻き返し
手計算の100万倍高速で データ処理するスマホ
リンとホウ素混ぜ ±濃度変えた ケイ素(シリコン)間の電位差で
流れる電子(-)抜けた正孔(あな+)と 次の電子くっつき空乏層(水門)
電子(-)堰き止めてスイッチ・オフ 電圧で水門(空乏層)をまた刺激
新たな正孔(+)空け 集まる電子(-)で 再び電流スイッチ・オン
回路の2つの入力スイッチ 2つともオン(1)の時だけ
AND論理回路から記憶回路へ 電圧信号が飛び(2桁)
片方オン(1)でXOR回路通り 別の回路(1桁)へ誘導
2つの回路で2進数足し算 結果=10(イチゼロ)記憶
電圧信号受け取り 回路がスイッチ・オン(1) 電荷が流れ
一部が水門のプールに溜まり 閾値電圧が上がり
後に「読み取り」の低電圧打ち 通電するかしないかで
過去の通電(洪水) つまり1の記憶を知る フラッシュメモリ
記憶した01の並び 文字コードがテキスト変換して
カメラのイメージセンサー 画素の網で色と位置捉え
加工アプリに入力 計算、記憶、出力 制御するために
CPUとメモリが ほぼ光速な電子で データ出し入れ
言語指示を翻訳し 機械語にしたプログラム OS(Windows)で管理
CPUがAND、OR、NOT論理演算 メモリに記憶
出力までの全て 2進数(0・1)な電流オンオフに具現化
机上の空論を デスクトップPCにした ノイマン型コンピュータ
スマホ内 100億のトランジスタ整列 電子が走り
CPUとメモリの データ出し入れの電気抵抗
回路が熱持つの減らすため CPUとメモリの距離を縮め
10億分の1mなナノレベルに微細化
2次元の平置きで 原子10個分の間隔に詰め込み
もう無理と天を仰いだら 空がガラ空きなことに気付き
縦横に高さ加え 3次元積層で密度増やし
集積度上げて熱分散 タワマン化進む 3D半導体