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Lyrics365 > Khaki > 害虫

害虫

"害虫" Lyrics by Khaki

町の地下には血が脈々と

行く末は白くけたたましい海か、あ……

マンホールは瘡蓋だと悟る十三だった夜中に

俺は拐われるかもしれない

お前は拐い手にまわるのさ

さっき俺の目の前に現れたのは

夕べに涯てたはずのお前の家の犬さ

「どうしたら美しく在れたろう」

散り散りの駐輪場に凪ぐお山の大将

やがて遠吠えになっちまうんだろう……

まったく、どうしたら良い……

平らな顔に吐いたままの血

鹿嶋7-2

涙は青い体液……

体液……

「まともな奴をよこしな……。

手続きが文化を作るの、手続きが……」

……とか、ちっぽけなことを言うんじゃないよ!

俺はじきに大きくなる!

もうじき頭角を現すはず!

恋がしたい

ぬくい果実をついばむ鳥たちのように

巨大な影を落とし横切る恋がしたい

そう、コンゴーの鳥のように……

でも、もうどうでもいいんです

私たちは終わりました

船はゆっくりと

俺はそぞろに

すきま風はさらりと

あの方を追うのかしら……

とにかく忙しない人々の往来をかき分けて流れるはお前の歌さ……

俺の全てを歌うお前の声さ……

お前が生きていることが

俺のような人間たちの命の鮮やかさを奪っているんだよ

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Tags: Khaki

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