悪魔
「耳をかっぽじってよく聞け。
そんじょそこらにある話じゃないぜ。
そん代わりと言っちゃなんだがさ。
あんたの魂おれにくれ 三つ子の魂も百まで。
くすぶったままじゃ犬も食わんわ。」
青年
「ちょいちょい待ちな。どこの誰よって。
あんまり人をおちょくるなよ。
おいらのギターは天下一。
気づかれちまえばイチコロよ。」
悪魔
「まぁまぁ落ち着きなよな青年。
悪い話じゃないんだ。
晴れて広い世界を見せてやるから。」
青年
「お断りおれはおれだ。
天邪鬼なんだ上等だよ。
悪魔の声には耳貸さないぜ。
さっさと尻尾巻いて帰りなよ。」
Liar！ You are a liar！
青年
「お断りおれはおれだって。
単純だけど想いだけを
作った歌に乗せ届けるんだ。」
関係ない奴は帰れよ！
Liar！ You are a liar！
青年
「耳をかっぽじってよく聞け。
おれはおれのままに生きるのさ。」