その沈黙こそが愛なんだとしたら
優しさはいつだって眩しすぎて
この心の奥を覗かれてしまえば
綺麗なその目だって曇りそうで
あなたの手はいつも決まって
一番浅いところを撫でる
虚飾のキスでわたしを暴いて
誰にも見せない傷を
あなたは綺麗だと思えるかな?
冷たい部屋で痣を擦って
誰にも見えない毒で
ふたりだけのドレスコードはdisorder
この体温こそが罠なんだとしたら
正しさはいつだってくだらなくて
その心の奥に住み着いてしまえば
空虚なこの身だって埋まりそうで
あなたの目はいつも決まって
一番眩しいものを射る
虚飾のキスでわたしを測って
誰にも言えない夜を
あなたは退屈に思うのかな?
冷たい部屋で痣を数えて
誰にも言えない夢の中で
わたしが思い描いた理想だ
光のないまま朝を待たずに
壊れる音に耳を澄ませば
あなたの声がいつも決まって
一番優しい音になる
虚飾のキスでわたしを赦して
誰にも見せない傷を
あなたが綺麗だと思えるなら
冷たい部屋で痣を擦って
何にも見えない夜に
あなただけはそばにいて
いつだって柔い腕の中はdisorder