WALTZ
ワルツを踊るこの世界でどうか手を離さずに 何度となく行き交うかなしい愛しさを躱さずに いつしか秘密が普通へと変わり果てても 僕らは期待していられるかな ねえ 強がってなくちゃ崩れきって消える 魔法とすら呼べないこの願いを 「捨てた方が楽」 多分そうだとして それでも絶え間なく螺旋を描く 僕らのワルツ 泡の雪に銀紙の月 でたらめな数式で 誰かが測る僕は魔女さ ならきみは魔王だろう? いつしか痛みは誇りへと変わり始めて 黒付く指先咽せるように ワルツを 孤独が心を引き裂きかけても その手を払って独りになっても ...
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