Tag: Arika

inclusion

独り凌ぐ君 胸を打つ欠片 融かした熱 ひとたび溢れて 傾いた綺羅の秤(きらのはかり)に 笑う 言葉も魔法すらうつろいでは 愛し顔も霞(かすみ)失せ それでもこの世界 繰り返し満ちて ここにいれば 出会えるなら 見上げた(ああ星の海) その瞳に(ああ原始から終わりもずっと) 映したい たとえばまばゆい 月灯 掴めたなら 笑んで 破滅でも 美しいはずだ 那由多舞う生命 《生生(しょうじょう)転じて 逅(あい)漂えば》 《寄せて還す 今 有(あり)に帰す》 形は違えど 耳馴染む言の葉に振り向く 広げた天鵞絨(ビロード)星を足す細い指 愛しく握った 溢したいつぞやの記憶頼りに たどる なぞる 横顔 抱く 幾億の終焉の先 ...

Read moreDetails