Tag: Sakurashimeji

春が鳴った

僕の現実と 君の理想は 偽物同士のようなものになっていた どれを手にしても どこかが違う 気づかなければよかったのかな 急行列車 窓の外 橙に染まった眺めは あの日と変わらないくらいにきれいで 街に ひらひらひらひら 春が鳴った 小さな理想が芽吹くように 君が書いた問いは解になって 僕を支えている 目に映ったものがどれも全部 現実だけで語られても 肯定していたい 君の言葉を 名もない誰かの 知らない占い ...

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いつかサヨナラ

どっかに捨てた想いがあった ガラクタや景色 夕飯の匂いも 「探しに行こうか」 遠い歩幅で 少しばかりの思い出を語りながら いつかサヨナラ あぁ その時が来る気がしたんだ 宛もなく続いてくこの旅路には 全てがあるんだろう? 街の中溶けてく日々 変わりゆく想いに気づいた それだけなんだ きっと それだけでいいさ こんなもんかって 言ってみたけど 終わるにはどうも格好がつかない 「探しに行こうか」 知らない街で 知らない音と 思い出を語りながら いつかサヨナラ あぁ 全て始めたばかりなんだ わけもなく進んでくこの日常が ...

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