Tag: 石井竜也

時の本性

夢の続きは見られなくて 物語のようにはいかない 情熱もまた同じ事で 冷めていくことで迷うもの 色とりどり 恋模様 色褪せて この思いも 心も 離れていく 本来人間なんて 欲と傷で汚れ 醜さを隠すことに 時を費やす 君は何を考えて これからを生きるの このままでは居られない 「時の本性」 はみ出すことを恐れている 砂に紛れる 蠍(さそり)のよう 馬渡模様(まだらもよう) 筋模様 隠しながら 今だけでも 輝きで 誤魔化せれば 大切な事をどこか 忘れてはいないか 自分自身の姿を 隠してるだけ 心許ない不安を 追いかけるつもりか 「君はそれでいいのか?」が 問われているんだ 本来人間なんて 欲と傷で汚れ 醜さを隠すことに 時を費やす 君は何を考えて これからを生きるの このままでは居られない「時の本性」

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霞む恋

忘れてた 君の事を 透き通る 風のよう 恋の夢 見せてくれた 守りたい 本当に 思っていたこと 今 戻ってきた なぜに君を離してしまったのか 分からずに生きて来て 今初めて 気がついたんだ 優しさには 消え去る 弱さもある 嬉しいよ 今の気持ち 気がついた 霞む恋 冬が去り 春が来ると いつも胸に ほのかに 君のまま 時が戻る 幻想と 感触と 優しい笑顔 今 確かにある 時はなぜにあの恋を 色褪せさせてしまったのか 思い出す 機会もあったのに 情熱が 炎を消す そんなことも… 嬉しいよ 今の気持ち 気がついた 霞む恋

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笑顔になるために

あの頃の自分だけ 追い求めるよりも 今の貴方自身を もっと大切にしよう 人は皆 時間から 逃げられないから もっと人生を 楽しくすることを考えて 心には いろいろあるから 時に人は心配から 遠ざかるべきなんだ! 笑顔はそれだけで他人も 嬉しくさせてくれるから 無理やりな強がりじゃ ダメさ! 笑顔になるための日々を 健やかに生きてみよう 我慢ばかりの人生は やめて! まるで若さだけが 全てと思うなら それは生きることへの 不自然な形さ 君も僕も 今がいいんだ たとえ時を戻せても 過去は過去のまま 笑顔になるのは簡単さ 素直になればいいだけさ 胸いっぱい青空を 感じて 笑顔のその先にある もっと信じられる世界へ 心だけでも飛び出せれば 最高! I LOVE ...

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風を見た

秋も終わる頃 夕焼け山は 帰り道が 辛く長くて 木枯らし揺れる ススキ野原に 陽が落ちて 伸びる影法師 幼い頃の風が 心 溶け込む 絵のようで 下校途中 細い道 雲の色 風寒く 忘れない 涙の空 いじめられ 上を向く 自分には 負けない 今もまだ 僕は歩いてる あの同じ小道を 冬の始まりは 匂いでわかる 僕の顔を 照らす夕陽は 灯る街灯 追う魔が時に 怯えて 歩く少年は 悔しまぎれ 棒切れ 叩き 枯れ草を倒し ざらざら揺れて泣いてた 吹き下ろす 山の風 マフラーを巻きなおす 厳しさに 育てられ ただ一人 歌えば それまでの なぜか 悔しさも消え 少し強くなれた リコーダーの音が 響くよ 怪しい気配と共に 紺色の空の 向こう 三日月に奏でる いにしえの花吹雪 邪気を 追い払いたまえ 陽の光 当てたもう 我らの愚かさを焼け 目ざめては 生まれ変わり また前に歩き出す 美しさ 怪しさを 持てし魔物が這う ...

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波打ち際の足跡

はみだし 間違いもある 落ち込み 途方に暮れる 青い海は 穏やかに 少しずつ 癒してくれる あれこれ 心配しても どうにも ならないなら 砂浜に 腰掛けて さざなみに 流してしまおう 青い空は 海に映り その色彩に 染められる 楽しかった 思い出だけ 胸の中 残せばいい 陽ざしの やさしい朝に 波打ち際 歩いて 後ろには 足跡が 寄せる波に 消されていく 過去はみんな 完璧じゃない 忘れることも 大切で そんなふうに 時は流れ 不確かさ それが「命」 急いでも 変わらない 波打ち際の足跡さえ 残せないのは… 波打ち際の足跡さえ 残せないのは 恋も同じ

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一人の時間

一人で過ごす時こそ 今を感じて 自由なんて理想を追うより 自分を見つめて 孤立や破壊に 恐れて生きてる 社会に怖がり 地球の声はどう? 心のままにしてみよう 例えば予言で未来を 汚していないのかい? 本当の君には 答えがもうあるのに 気が付いてほしい 豊かさ・幸せはもう 君の目の前 憧れなんて掴めない 夢に疲れて 羨望・嘘ばかりを 信じて歩いてる 世界なんて不条理 平等も絵空事 人は歴史の 風なんだ だから小さな現実に 戸惑い焦ってさ 昨日の笑顔さえ すぐに忘れてしまう そんなの 人生かい? 一人の深さに 目を向けてみないかい? 宙が本当の 心さ 例えば予言で未来を 汚していないのかい? 本当の君には 答えがもうあるのに ...

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星の地図

星の位置で 遠くの海へ 船は風を 帆にはらみ 流れだけを 信じて進む 大航海は まだ続く 陸も島も見えない中 波に揺られる 命まで 飛び上がる鯨を当てに 月の明かりが 光る海 白い曳航(えいこう) 船乗りの道 見渡す限りの「くらやみ」 行く手に迫る 危険はあるが 恐れを胸に隠す夜 五感だけが 頼りの海は 汐風まで 敵のよう 船乗りなら 考えるなと 教えられた 海の民 恋も夢も国に残し 大きな船の 軋む音 痩せ痩けた体を見ては ため息一つ 吐けばいい 星の導き 水平線に 必ず島が見えるはず 命を賭ける 価値があるから 帆船は東を目指す 浅い眠りの甲板で 凪になるのを 気にかけて 星の地図だけ 見ていても 不安は顔に出さぬよう 白い曳航 船乗りの道 見渡す限りの「くらやみ」 行く手に迫る 危険はあるが 恐れを胸に隠す夜 星の導き 水平線に 必ず島が見えるはず 命を賭ける 価値があるから 帆船は東を目指す 雲が晴れ 星座の空 連れて行け 星の地図 雲が晴れ 星座の空 連れて行け 星の地図

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春に終わる恋

君の春コートが揺れる 長い髪に日差しの川 こんなに恋しい別れもあるの… なにか言い出す 瞬間もないのかい? 乾いた空気に 吹き飛ばされてく 二人 目を合わすことも出来ない 優しい葉影の模様 お互いに海を見てた 不思議に涙も流れない恋… こんな別れ方 嫌だとも言えない お互いの事情は 理解しすぎてる 春の別れは 背中が苦しい この3年の 時間はなんだったの? 君の横顔だけ ただ遠く… なにか言い出す 瞬間もないのかい? 乾いた空気に 吹き飛ばされてく 春になるのに こうなるなんて 春の別れに…

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光の人

人は一人一つの 密やかに秘めてる光 いつか命尽きるまで 瞳はその人そのもの 闇とばかり思いし夜空 だが星は輝く 世の常は欲望ばかりが 目立つものさ そこには落ちるな 迷い戸惑い迷わされ 胸は風に揺れる木の葉 揺れて揺らぐ行く末 儚き悠久の祈り… 日差し日暮れ日の入りから また日の出までの日々 時の旅を続けて生きるは 夢現つ 目指すな「幻」 逸(はぐ)れ葉が隠れ葉影に そよぐ草さざなみ 来世にも雷鳴は轟き 人の世と変わらず厳しい 真実は永遠に見えない だからこそ迷いは恐れず 歩けよ

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憧れの暮らし

夢に見た都会も 憧れの田舎も そこで暮らす事は 全然違うよ どちらにせよ君の 覚悟が無いのなら 最初から無意味な 時間になるかも 友達も恋人も 浅き「まぼろし」 流行りだけでは 暮らせない その場所に合わせる 努力が嫌いなら 理想は壊れていき 息苦しいだけ 生きていくその場所が 君の世の中 でも思い通りに ならない オシャレなカフェやレストラン 麗しの空の色 それよりも 初めは 人に馴染んで… 上辺より 心から素直になって そこから 全てが 始まる 生きていくその場所が 君の世の中 でも思い通りに ならない そのうち うまくいくかも

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日差しの道

暗い 路地から出られるだろうか? ビルの 狭い迷路は続いて いつからだろう 迷い込んだ こんな 生き方など 望んでいた 訳じゃない… 誰でも 道に迷うことがある だけど その迷いが当たり前に 感じられて 忍び寄る 不安も 消えてしまう 慣れてしまう 危険にさえ… 自由に憧れていた 道は自分で探すと その角を曲がればきっと 広い道に出られるのだと 友よ 自由は過信からでは 夢は 絶対に生まれはしない 愛情は落ちてはいない 自分から見出すもの 簡単に手に入るものは 勘違いという「暗い路地」 友よ 日差しの道に会うまで お互い 髪が白くなるけれど… 友よ 日差しの道に会うまで 友よ 諦めずに進め…

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小さな空の下から

みんなが望む未来が どんどん遠くなって グラデーションもない 色のない時代 幸せだとか 愛する事だとか 全ては心模様 人は生き物だから 広い空の向こう 宇宙の果てまでも 実は繋がっている「魂」まで 光が当たれば 影も出るものだよ そうやって僕らは 今を生きてる 歪み合い落としあっても 憎しみしか生まれない いつの間にか大きな 戦いになるんだ 暗い影しか 見えない人たちが 全てこの世の中を 闇に染めてしまう 助け合うことが そんなに難しいの 人は完璧には 出来ていないよ いじめ傷つけて 自分が正義だと 全て狂わせる それでもいいの? 広い空の向こう 宇宙の果てまでも 実は繋がっている「魂」まで 光が当たれば 影も出るものだよ そうやって僕らは 今を生きてる ...

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BODY RHYTHM

素肌の君 月灯りで あやしく輝いて見える 「火をつけて」と 煙草を出し くわえたまま 目を合わせる ほんの数秒 息を止め 生意気なおまえの奥深く 色めく身体の線が やけに汗ばんでいる 激しいうねりの中で のぼりつめてゆく 飛び散る汗 しなる背中 乾いた口びるの声 止められない rhythmの中 おまえは気を失っていく 見つめたままで 最後まで 悩ましいおまえの奥深く おまえの鼓動に合わせて 嵐の時は過ぎていく 感じたすべてのものを おまえにあげよう ほんの数秒 息を止め 生意気なおまえの奥深く 見つめたままで 最後まで 悩ましいおまえの奥深く

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FOGGY EARTH

心の中も破壊されて 声を上げても疎まれ 人間らしく生きるのが そんなに悪い事なの? 君の瞳は 不安の中 ただ一人きり閉じこもる もう 今更 自由の 夢も見られない 虚像の理想 見せられるだけ… 汚れた空を恐れて 嘘と知りながら歩く 数年前も 霞んでいく そして過去まで消されてく もう 何も見えない 霧の中の世界 掴めない夢 見せられるだけ… 企みの荒野で見つけた 宝石のような君… もう 今更 自由の 夢も見られない 虚像の理想 見せられる… On this Foggy Earth 何処に向かう On this Foggy ...

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BROKEN TOYS

善と悪の線を 踏み越えられるのは 天と地の区別も きっと わからないんだろう 生と死の狭間なのに それにも気がつかないのか? 人それぞれの夢や可能性も消え 愛も光もなく 命さえ踏み躙り 悪魔にそまる星 まるで easily broken toys 飢えた獣にされ 敵と味方しかない 希望の未来なんかすでに見えない世界 武器もおもちゃと同じ 追い詰め逃げ惑わされて 生き方の違い それも 許せないの? 生と死の狭間なのに それにも気がつかないのか? 人それぞれの夢や可能性も消え 愛も光もなく 命さえ踏み躙り 爆音が平和の鐘 まるで easily broken toys

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