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Lyrics365 > 梓夕子 > 駅

駅

"駅" Lyrics by 梓夕子

見覚えのある レインコート

黄昏の駅で 胸が震えた

はやい足どり まぎれもなく

昔愛してた あの人なのね

懐かしさの一歩手前で

こみあげる 苦い思い出に

言葉がとても 見つからないわ

あなたがいなくても こうして

元気で暮らして いることを

さり気なく 告げたかったのに…

二年の時が 変えたものは

彼のまなざしと 私のこの髪

それぞれに待つ 人のもとへ

戻ってゆくのね 気づきもせずに

ひとつ隣の車両に乗り

うつむく横顔 見ていたら

思わず涙 あふれてきそう

今になってあなたの気持ち

初めてわかるの 痛いほど

私だけ 愛してたことも

ラッシュの人波にのまれて

消えてゆく 後ろ姿が

やけに哀しく 心に残る

改札口を出る頃には

雨もやみかけた この街に

ありふれた 夜がやって来る

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Tags: 梓夕子

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