秘密の庭の外まで 連れ出すと決めたよ つぎの合図で
煙る夜のはじまりに 覚えたての嘘で リボンをかけて
きみは 光に似て 時が止まるほど見つめて
灼きついたまぼろし
交わしてハイになってチョコレート
ささやく声ひとつで 魔法にかかる
繋いだ糸の細さも ふたりは知らないまま
海へと続く抜け道 茨を踏む足に 疼くいたみ
灼きつけたまぼろし
あふれてハイになってチョコレート
触れ合う指先から迷いが伝う
見飽きた映画だって最後は
行き止まりと気づいても
(煙る夜のはじまりは ふたりだけが知る合図で)
(明ける夜のその先は ふたりだけにみえている?)