Tag: 岡田奈々

5月にふたりは嘘をつく

別れを切り出すのは僕で 君は泣いて言った 「帰って来ない日が増えてから こうなると思ってた」 嘘吐けない優しい君と 嘘吐くのが嫌いな僕 似てるようで 似てない いつからかお互い忙しく すれ違いが増えてた 泣いてくれて嬉しかった 思い出した ふたりの日々 好きと言い出したのは僕のくせに最低だね 始まりの5月 楽しかった想い出ばかり このままふたりは“永遠”に 愛し合えると思っていた サヨナラの5月 3年という月日の中 変わってしまったのはどちらだろう わからないまま 最初に嘘を吐いた君に 僕は泣いて言った ...

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moratorism

僕はサイコに見えてるって 言われ始めた 知らぬ間に 心理社会的モラトリアム 社会不適合者 生きる価値の無い物体で 自問自答の毎日で 愛想笑いに空元気 目の奥は死んでる 大切なものを大切にしたら なんにも残らなかった 生まれてきて ごめんなさい 存在を消し去って 君の思う僕はいない 全て 忘れてくれ 自分 殺したんだよ 何も思わないで 僕のことで 君の心は動いたらダメだ いなかったことにしてほしいのに 君に歌を歌いたい矛盾 君の理想になりたかった 真逆の道に走っていた 結局利己的 エゴイスト この世のならず者 鬱にアル中過食嘔吐 ...

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共犯カメラ

私の心にはフタツ顔がある 誰にも見せてないけど 面倒な二面性 君の手に負えない屑な化け物と 良い娘で手のかからない馬鹿な天使 記憶ぶっ飛ばして ファンファーレ 支離滅裂LINE ねぇ カメラ置いて 監視して 記録残して 証拠にして 化け物姿 天使の時は 全て覚えてるんだけど ちょっとだけ 猫 被ってる フタツを愛してくれ お願いお願い誰か そんなヒトを募集します 本当の私はどっちだろうか 誰にも知られてないけど わからない 化け物の時は 記憶が無いの タチ悪すぎだから 嫌われちゃうし 普段 天使だから無問題 ニコニコセイレーン ねぇ こんな作り笑顔 誰の為にやってるのよ 意味ない行動 ...

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神様はまだ僕を死なせてくれないから

神様はまだ僕を死なせてくれないから 本当の姿を暴け ストーカーして 君を殺そうとして戦略を練って 僕の中のヒロインは君だけだから だって 君を愛すこと誰にも邪魔されないし 身勝手な感情だけど 何故 理解出来ないの? なんだかねこの世の中 軽蔑されることしかなくて 邪道な思考回路のせいだよな 神様はまだ僕を死なせてくれないから 愚かに愚かな行為繰り返してる 人として終わった苦しまぎれの言い訳 暴き出してよ僕の心のリアル 不完全な計画だけど その瞬間狙っているんだよ 美しいその死体をジッと見つめたい そんな僕が愛しても君は見向きもしないの 冷静になって 考えりゃ当たり前のこと ...

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好きの魔法

冷たくされてもいい 無視されてもいいの それでも私、あなたが好き 好きの魔法の中 振り向いてくれなくてもいい 2番目でもいいの それでも私、あなたが好き そばにいれたらいいよ 蔑んだその瞳 どこかうんざりした表情も 意思のない口先も 全て赦せる だから 好きの魔法にかけられたの ここから抜け出すにはどうしたらいい 今まで出逢った誰よりも のめり込むほど好きで きっと抜け出せば 傷つかずに 新しい一歩が踏み出せることも わかったまま燃え尽きるの 消えて灰になって 恋 どこ行く?どこでもいい ...

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空白と高鳴り

高鳴り合う鼓動が 偽りない答え 隣にいれるこの時間が 永遠に続きますように 会えない日々が長い 寂しさが募る ぬくもりも感触も忘れちゃいそうで 幻だったのかな わからなくなって あなた以外 興味湧かないから心は空白だ どんな恋愛物を見ても きゅんとしなくて この感情が揺れ動くのは あなただけだから あなたの目 真っ直ぐに 見れなくなってしまうのは 自信がね 持てなくて 失うことが怖いから 「愛してる」って 素直に 言えなくなってしまうのは 始まれば終わりがきてしまうって 知ってしまってるから 「月が綺麗だね」 ...

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12.24

12月24日の夜はあなたに会いたい 白い世界に祈る クリスマスなんてさ 嫌になる 愛語れる人たち溢れてる 僕は独りのまま いつもの日常 だけどね 本当は寂しくて 会えるわけないと見限る気持ちと もしかしたらの期待が渦巻いて 余計 拗らせるよね 白い息を吐いて あなたの元へ走って 大好きだよ 聖なる夜に愛を伝えて こんな日くらいじゃないと 恥ずかしすぎるから キラキラと輝く 街の明かり クリスマスが終わっても あなたの隣にいさせて 凍える寒さの雪の中 あなたがいる光景 嘘みたい ...

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UNMEI

日常が消えた あの日あの瞬間(とき) 全てを諦めたその瞳は 残酷すぎる世界の宿命(さだめ) 君は独り 何の為に生きるのか? 自分に問いただして 「大丈夫」「寂しくない」って そう言い聞かせても何故 心が悲しい 立ち止まって 歩けなくなって それでもいい だから生きていてほしい 何があっても這い上がれるって 信じて 君との将来(みらい) 涙するほど 諦め切れなくて 手を伸ばした 痛みは命ある者の性 夜が怖い 暗闇に呑み込まれて このまま消えてくのか 「君とずっと隣にいたい」って そう想い続けても 叶わぬ願い 泣き叫んで 一歩踏み出せなくて それでもいい ...

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桜色の君を想う

桜色の君の頬が 僕を困らせてく ひらひら舞い散るその花をそっと眺めて 願いを込めたのなら ずっと君の隣で笑えるように ふたつ花弁を掴もう さよならなんて言わないで 寂しいよなんて泣かないで 僕の大事な君よ 笑っていて ふたつ同時に掴めたら 願い事が叶うと聞いた 何も変わらない僕らは永遠にふたりで 君が強く生きてるから 僕は前を向いていられる 笑って 喧嘩もして騒がしい日々 それさえも愛おしくて たとえ君の隣が僕じゃなくても ただ幸せを願おう 君は君らしく生きて ちゃんと幸せになって 君の無理しちゃうとこ知ってるから ...

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残響Alive

何度 君の名前呼んでも 届かないこの声は何処へ行く ぎゅっと握った手のぬくもりが 消えてしまう その前に… わかっていたのずっと 知らん顔してたの 自分は何者でもないってことを 被害者ぶって登場 偽善者の表情 昔の僕らとどう違うかな 消える?消えない?なんだっていい 聞きたい?聞けない?本当の意思 不愉快?限界?わからなくなるけど 失うものがないあの頃は戻らない 過去は断ち切って 何度 強くなろうとしても 弱い自分の鎖が解けない きっと守りたいものが増えて 雁字搦めになってた ただ僕は君の為に… 愛されてたの ずっと ...

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赤い夜が満ちるまで

あの日見た赤い月は 私の頬と同じ色してる ほてった顔 冷ますように 風がそっと通り過ぎて秋が終わる あなたと見上げた月食 優しい横顔に愛しさが募る ねぇ好きだよ 凄く好きだよ 言葉は夜空に溶けてく おとなになっちゃった私はもう 空を見上げることもなくて 下を向いて歩いたまま 閉じこもる日々に彷徨った そんな自分変えてくれた あなたが現れてくれたから やっと上を向いて歩き出せる 暗闇に呑まれそうな時 あなたを照らす星になりたい 悴む手を握り締め あったかいねと笑って冬が始まる あなたと過ごしたあの夜 ...

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