Tag: asmi

Err

一人にしないで欲しかった 暗い夜道は心細かった 三日月一つで事足りるほど ここにある何一つもう丈夫じゃない 会いたかったから来た 会いたかったから来た 難しいこと解りたくないです 取り柄の真面目放って来たんで 感情に任せて歌ってみる その心臓が困るとこが見たいよ その日々に支障をきたしたいんだ あなたの人生に雷的なの落とすね 光に目が眩んだ隙に攫わせてもらうから 全速力で走ってきたので いつの間にか増えてた傷に気づかず 疼いて痒いとこ掻きむしったのさ 流れる血も涙も 私自分で拭けるけど 自分で拭きたくない もう自分で拭きたくない ...

Read moreDetails

そんなもんね

閉め忘れたカーテン 光にくすぐられ 眠い目を覚ましてみたり 「もうちょっと…あとちょっと…」 じゃれあった布団 飛び出してみたり ぐるぐるに目まぐるしく 気持ち 時間 ごちゃ混ぜて できあがったのがワタシです ワタクシです 抱きしめてね このマーブル模様を 懲りずに愛して 不思議 言葉にできないものが 日常って呼ばれたり 私になってゆくんだ 笑えちゃう日だって 泣けてきちゃう日だって いつも お腹が空くわ なんで なんで なんで? 深呼吸をしてみる 噛み締めた気持ち 心の中広がっていくわ いっぱいに ねぇ そんなものね そんなものが“毎日”になって もっと 深くなって くせになって 手放せないよ 酸いも甘いも全部全部 溶かしたラテを頂戴 ゆっくりと 口付けて 唇にやり ...

Read moreDetails

手紙

伝わるように伝えたいもの 僕と世界は他人なのだから 形ないものにのまれそうな夜 僕の声は色付いていく 距離はいつでも頼れる敵だ 誰も知らない 秘密の事実 あらゆる正解が魔法ならば 今だけ僕にそれ分けてよ 明日逢えたら何から話そう まずはどうでもいいこと 目と目が合えば黄昏 心に割れたプラスチック 君にとっての運命とか もどかしいの全部 壊したいよ 僕が 不安定に揺れる平行線 赤く染まるなら教えて 逃せないシグナル握って 引き寄せるから今そこにいて 答え合わせをしよう 本当は ...

Read moreDetails

大きな玉ねぎの下で

ペンフレンドの二人の恋はつのるほどに 悲しくなるのが宿命 また青いインクが 涙でにじむ せつなく 若すぎるから 遠すぎるから 会えないから 会いたくなるのは必然 貯金箱こわして 君に送った チケット 定期入れの中のフォトグラフ 笑顔は動かないけど あの大きな玉ねぎの下で初めて君と会える 九段下の駅をおりて 坂道を 人の流れ追い越して行けば 黄昏時 雲は赤く焼け落ちて 屋根の上に光る玉ねぎ ペンフレンドの二人の恋は言葉だけが ...

Read moreDetails

こっち向いてほい

SOS さあ鈍感鈍感中 またSOS わあ敏感敏感中 汚れてないのに 駆け込むランドリー 痛くもないのに 泣き真似しないでね ムカつく態度に 合わせたアイロニー わかりもしないのに うなずかないでね 見向きもしないのに 語るのハッタリ 私の背後に 悲劇があんのに 何故かぼっちの ロンリーロンリーボーイ 満たされないわね今夜も ロンリーロンリーガール ...

Read moreDetails

あっくん

カーテンもついてない部屋で苺を食べてみる そうか 私 今日からほんとの大人になるんだな 一人でなんて生きれないこと 証明するため 旅に出てみたけど もう戻れないの気づいちゃったなぁ 想像してたより早くあっくんが東京に馴染んだこと 寂しくなるしかできなかった あの頃の私は一人じゃなかったから 聞いてたのと違う 星が綺麗です 夜の音に耳を 澄ませ息を吐く 君に歌いたいうたがここにあるから 当分会えないが 心配いらないから 涙を流すのは今日で最後にしよう 遂に世界は私を本当の一人にした 明日はお仕事だってのに23時に餃子を焼いた 誰かと飲むから美味いのに昨日も今日もビールを開けちゃった これが大人なら えらく愚かだわ 想像してたよりもずっと あっくんは孤独を感じてたこと 線路のスレスレ歩いていたこと ...

Read moreDetails