Tag: 福田こうへい

時代おくれと 云われても 歩み止めるな 一歩ずつ…一歩ずつ 人は誰でも 転んで学び 夢を拾って 起きあがる 風雪耐えた 松のよに がまん辛抱 匠のこころ 技に走るな 亀になれ 急(せ)くな焦るな 前をみろ…前をみろ バカは馬鹿なり 師匠(おやじ)の術(すべ)を 盗む気概で 影を踏め 言葉じゃ言えぬ 侘(わ)び寂(さ)びを 知ればおのずと 我が身が輝(ひか)る 人の心を 知らずして 道は拓(ひら)けぬ たとえあり…たとえあり 理屈ならべて 粋(いき)がるよりも 汗で汚れた 人が勝つ 不器用なれば 意地ひとつ 負けてなるかと 匠のこころ

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母ちゃん待ってる終列車

ふるさとは ふるさとは 何年ぶりか 数えてみたら もう五年 遠い 遠い なぜ遠い 見上げる夜空(そら)には 天の川 銀河鉄道 みたいにさ 走れよ 走れ… 母ちゃん待ってろ もう少し 母ちゃん待ってる 終列車 十八才(じゅうはち)に 十八才(じゅうはち)に 旅立つ俺を 涙で送る 母がいた 今も 今も 忘れない 足踏みしたって 途中駅 闇夜(よる)を引き裂く この汽笛 走れよ 走れ… 母ちゃん待ってろ いま少し 母ちゃん待ってる 終列車 心でずっと 詫(わ)びていた 星が降る町 故郷(ふるさと)へ 走れよ 走れ… 母ちゃん待ってろ もう帰る ...

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