Tag: 夏川椎菜

つよがりマイペース

塗り固めた殻 上手く脱げなくて 亀裂だらけ 誤魔化せない 裏取りない答え まだ足りないままで またかくれんぼ まぁだだよ ひとりごと まぁだだよ 擬態ほどけていく 箱に詰められたお手本なら とうに失くしちゃってるんだ しがみついた つよがりマイペース カラカラの脳が絡まって 迷子のまま 進んでいくレース 見えない正解探って 間違いばっか 消せないミステイク かさぶたがまた重なって 空っぽで満ちた嘘じゃ終われないから レディメイドじゃ 窮屈すぎて 無理して苦しくなって 仮面の下で うらはらな言葉かたどって もういいよ せまるリミット もういいよ 諦めじゃなくて ...

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スキ!!!!!

後悔はしないようにと 過ごしてるくせに 曖昧な態度になんで 甘んじていられるんだろう のらりくらりだけでは かわしきれなかった 「アンタのホントのホンネは?」 問い詰められて 言葉に詰まった その巨大な一歩は 確かに怖いだろう 向こう見ずな勇気の 使い道はここ以外にあるんか つんだ花で キライ スキ キライ スキ 試してたって それで終わりじゃないか どうせどんな結果がでたって 揺らいでないだろ それならいっそ ダイスキ ダイスキ ダイスキって バカみたいに叫んでくれよ ...

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かなわない

根を張っている喪失感とばいばい はーあ、繰り返す黄色 結構経っているソーダ水 泡がつまって苦しい だってだってきっと絶対 だってだっておかしくなった 一昨日から 夜も眠れないの 飲み残したらこうやって 心濁っていくのね きっと今までもどこかで 知っている 知っている 焦がれたってこうやって 心痛めるだけなのね きっと今までもどこかで 知っている 知っているわ 手を振っている幸福感にはいはい はーあ、振り返る黄色 結構経っている景色も 泡が弾けて苦しい 飲み残したらこうやって 心濁っていくのね きっと今までもどこかで 知っている 知っている 焦がれたってこうやって 心痛めるだけなのね きっと今までもどこかで 知っている 知っているわ だってだってきっと絶対 だってだっておかしくなった 一昨日から夜も眠れないの 飲み残したらこうやって 心痛めるだけなのね きっと今までもどこかで 知っている 知っているわ 夏祭りに行こうよ 暑くたって悲しくないって 夏祭りに行こうよ ...

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テノヒラ

大人ぶって着飾ったり 褒められりゃ ちょっと 謙遜してみたり 使いきれないくらい持ってたのに 「あの子よりももっと」 欲しがってたかも 光ってるもの だけがやけに羨ましくって なんにもない ことがなぜか恥ずかしくなったよな やっと気づいた 散々ぱら 言われてたこった 見た目じゃないところから 愛しさは バレてく もうひとりで生きていけるし 大抵のものは そうね…… 買えなくはないけど 「要るかな」 ちゃんと立ち止まれる ゆとりが 欲しかったのかも ...

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グッドルーザー

ふと目が覚めて 瞬きひとつ いやに渇いた天井 なんとなく見つめ 溜息ついて 集める今日の酸素 半身おこして 首を回して 寝違えてないと知って カーテンの先は まだ五時前で 冷めた水曜日 そんな有様で流れていく 季節じゃ力めなくて やりたいことも したいことも 塩漬けただけ 慢性的なルーザー 帳尻合わせしたいけれど 現実じゃ全てお預け 理想的な見せ場なんてもの てんでこりゃ 駄目だろな こんな毎日が 続けば平和とか宣うなら そういうもんかもね ...

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ライクライフライム

何でもかんでも慎重に 検討して丁寧に 競争感 うすまって 危機感が足りないの 混乱した状況に 興奮する症状に 全能感 絡まって 癖になってく運命 うだうだ あーだこーだなんて ビビったって 埒が開かないの ぐるぐるぐる病んでないで 敢えて食らったって ムダってなくて 進まなきゃ敵は来ない ダメージ避けたいじゃない でもなんだか シケてるんじゃないか? 「そんなんじゃいつか」なんてお節介は とっくのとうに 聞き飽きている 反抗期 気取りたいわけじゃなく ただ冷静に 一生安泰って冗談じゃない! そうなんたって 芽生えた人生観 明日を一旦 無視する方向で 目の前を生きていく 全員賛成も狙っちゃない! だってそんな 非凡な状況は ...

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「 later 」

ご機嫌なフリをして 楽しいとか言うけど 本当ならアクビして 退屈って言いたいな お互いに背伸びして 慣れないお洒落して 譲り合える仲を ぬるまゆ とか言うんだな 流れるままに 毎日を過ごしてゆくけど 「また今度」を 言いかける度に 歪んでく 線と線が視えんだ 重ねた 手の温度の 差がなんか 寂しいんだよ わかりながら 変わらないから おたがい 「だって」と言う度 むせあがる弱さに 「まって」が欲しくて 俯いてごまかしてる ...

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