Tag: そらる

不完全ワンダーランド

迷い込む二人の忌み子を拐かす アンダーグラウンド 招待状いらず 涎を垂らして手招きしている かぼちゃの馬車もお菓子の家でも望むもの全て 妄想なんてNONO!ここにあるものは永遠の幸福だけ 帰る場所がない?必要なんてない 夕刻を告げる鐘が鳴り響く 刻む秒針 タイムリミット もうキミ達シダイ おいでよ さあ行こう不完全ワンダーランド 甘美なスリルは置き去っちゃって 最低ハッピーエンドじゃさ 満足しないでしょ(どこまでも堕ちてけ) 最高 give me wonderland 酩酊記憶放り出しちゃって 幾千明けない夜のまま どこまでも狂え灰になるまで 不協和音鳴り響く 耳塞ぐメーデー 脳内スクランブル 警告放置してキメろ 合法ドリーム 怖いモンないでしょ ...

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逃避郷

なんとなく満たされない 蝕む空腹感 陽を避けた六畳間 起き上がれやしない 人混みに流される速度で廻る街は 僕には少し早すぎて息切れしちゃうな 騒めく雑踏の隙間に忘れ去られた この世界が僕一人だけなら孤独もないのに 言い訳ばっかの僕を手招く逃避郷 子供のままじゃいられないことくらいわかってるんだ 消えない傷が増えていく程に臆病になるけど 微か残る思い出に縋る僕を肯定してくれますか 「当たり前」に流されて 選ぶことを拒んで 成り行き任せの今日を 言い訳と共に飲み込んだ 大事な約束 宝物詰め込み隠したタイムカプセル 気付けば埋めた場所も忘れてしまっている 真夜中のバス停に一人 何かを待った ここじゃないどこかへ行けるなら何処でも良かった 夢中になって追いかけたいつかの憧憬は 大きくなったはずの両の手から零れ落ちた 手垢塗れの明日は見ないふりをするけれど 眩しすぎる青空はどこまでも広く僕を見下ろした ...

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レヴェノイド

感情を忘れたように 幸福が首を絞めるように 規律に閉されたヒトは何も疑わない 見るはずない夢に焦がれて いるはずない君を探して 灰の空を見ていた 別れが悲しいだとか 一人の夜が寂しいだとか バグ塗れの回路が今日も僕を惑わした 痛覚 皮膚感覚 馬鹿げた話だ レプリカントな命に いつしか願った 牢獄の向こう側を ガラクタの心臓を燈す解読不能のエラー 名前も知らない君がくれたもの 今はまだ紐解けない感情プロトコル 愛しさの定義を教えて 欺瞞の正義を掲げ 機械仕掛けの街は溢れ 一人分の居場所もここにはもうないようだ 軋む四肢を引きずるままに 夢の手引きに倣うままに 鉄窓を飛び出した 誰にも必要とされはしない 不完全な僕の存在する(生きる)意味 一つだけ確かなことはただ君の声が聴きたいだけ 不安定に色を変える果てしない夕空に ...

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滂沱に咲く

霧が深さを増していく 君を隠す程に 天は哀苦をため込みもう溢れ出しそうだ 泥水に ただ気高く咲く君は何より美しくて 臆病な心が宙を泳いでいた 絶えない雨よ 弱さを隠して下さい 小さな花弁が散ってしまう前に 怯える心のまま吠えてしまえたら 一滴の悲しみを拭えるか 鈍く唸る曇天よ 明日は今も見えなくて 僕は届くだろうか その手を放さずにいられるだろうか 終の日に 僕の躯が海へ流れ消えたとして それでも君を忘れずにいたいよ 絶えない雨よ狡さを隠して下さい 言い訳探す日に戻らないように 傘もない傷だらけの両手だけど 隣で濡れることくらいは 絶えない雨よ弱さを隠して下さい 小さな花弁が散ってしまう前に 怯える心のまま吠えてしまえたら ...

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虹の三叉路

夢中でページを捲る 君と歩むストーリー 雨音口遊み進む 七色のリボンを追いかけてくストーリー 2人の笑顔閉じ込めたカメラ 傷が増える程愛しい 少し弱気な君のことも喧嘩して泣いた数だけ、愛しい 夕が夜を包み込んで またページが捲られていく 気付いたんだ 昨日よりも大人になったこと 背が伸びるほど君の歩幅が広くなったこと 明日雨が上がったなら虹を渡ろう 振り返らないで 残るページの枚数は忘れたふりで 今は君と口遊もう めがさめたら さえずりで空が目を擦る 洗われた空気が笑う 朝だ はしゃぐ声がこだまして響いた 少し先を進む影が遠のく 滲む 視界が解けてく ずっと見ないふりしていた 二人のゴールが一つじゃないってこと 明日雨が上がったなら虹を渡ろう 振り返らないで さよならの先のことだって期待していたいよ ...

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泡沫の備忘録

いくつも夜を超えて君に辿り着いたんだ 待たせすぎだよ、なんて見慣れた顔で笑った 落ちていく砂時計は見ないふりをしていた 君だけ忘れないように ぎゅっと目を瞑った瞬間に永遠が過ぎ去るような 痛いほどの幸福よ 泡沫の記憶が僕の影を消しても 何度だって君を迎えに行くから 置き去りにされたような孤独な暗闇だって 君が指を指すから輝きを数えられた 何一つ叶わないと諦めてた命も 生きていい そう思えたよ わかってるさ わかってるよ もう 行くんだろう このまま時間が止まればいいのに 祈った はっと息を吸った瞬間に解けてしまう魔法のような 怖いほどの幸福よ 泡沫の記憶が世界の果てへ君を攫っても 何度だって僕が迎えに行くから

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ユメマドイ

潮風香り波音が囁く ここにあるのは錆びたバス停一つ 時の隙間に置き忘れ去られた それなら夢に捕らわれている私のようね あさがきてねむる よるがきたらおきる 変わらない今日を繰り返した いつだって待ちぼうけ ひとりきりの世界で 来るはずもない誰かを待ってる 何もかも飛び越えて 海を渡れたなら 夢の端に辿り着けるのかな 憎くなるほどの青空が見下ろす ここにあるのは錆びたバス停一つ 誰を見送りそして迎えてきたの あなたの見てきた景色を教えて よるがきておきる あさがきたらねむる 変われない私を繰り返した いつだって待ちぼうけ ひとりきりの世界で 変わらず 見下ろす夜を見ていた 何もかも飛び越えて彗星に触れたら 夢の続きを見られるのかな ...

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ユメトキ

さよならも言えずに二つの夢解けていた 乾いた涙の痕 振り返っても静寂だけ これからどこへ 僕一人で 君のいない命も呼吸を続けていく 胸を刺す痛みですら愛しいから 錆び付いた歯車はまだ時を待つまま 夢を手繰り寄せるように君を探す いくつ季節が過ぎ この街にも雪が降るよ 思い出も手触りも色褪せずに熱を帯びてる 神様どうか 一つだけ 君のいない地球にも陽は昇り夜は明ける 未明の空 彗星に祈っている 交わした約束はまだ果たされないまま 夢のかけらを拾い集めて君を探す たった一つ道標は 二人を結ぐもの 君がくれた心だけ 波音が囁く 古びたバス停と 君の後ろ姿 君のいない世界には戻れないみたいだ ...

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空腹の怪物

人の悲しみ貪る怪物 無限の生も天涯の孤独 空腹埋めるため傷つける度 カラカラと悲鳴を上げる心臓 涙が誘う その先に君がいた あまりに君が綺麗に泣くから 空白の心が鼓動を知った 笑った顔が見てみたいだなんて 考えたことなんてなかった 怯えるよう 手を伸ばして 君の頬に触れた 一つ二つと笑顔集める度 大きく鳴り響くのは腹の音 しかしどうして気にならない程に 満たされていく日々と心臓 こけていく体躯がこのまま消えてもいいと思えるほど あまりに君が綺麗に笑うから つられて笑い方を思い出してしまった つい忘れてしまいそうになっちゃうなあ 醜いこの姿のこと ...

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ツギハギの翼(TVサイズ)

一歩進み二歩戻る 失敗は日常で 得意の言い訳 聞き飽きちゃうよな 放課後のチャイム 夕焼けに響く声の中 ぽっかりと僕の居場所が見つからない 届くはずのない 一番星に なぜ願ってしまったんだろう でも誤魔化せない いつか(じゃない)君の(その手) 今掴みたい もっと羽ばたけ翼 手作りの羽で君まで飛べるかな ごめんね まだ怖いけれど 逃げたくない 一歩踏み出す勇気を (伝えなくちゃ) この気持ちは (伝えなくちゃ) 誰かじゃダメだ (伝えなくちゃ) 君との物語紡ぎたい ...

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アンチポップドール

甘言が響く floorは今日も夏の虫達を誘う unnatural 欲望の売り買い 目を逸らすように光に吸い寄せられている まるで夢の中のような浮遊感 余裕じゃん 君がいればどこに堕ちたって 最低dancing 愛してらんないね (毎夜孤独堪えぬヒステリア) いびつすぎslowdown なんて冗談 (言葉はいらない さあ手を取ってよ) 今日も君と夢現 終わらないmusic 幼少の羨望 きらめく街 間近で見りゃずっと汚い なじんだ振り ゴミ山の明かりも涙越しなら少しはマシだろうな 最低dancing 愛してらんないね (毎夜孤独堪えぬヒステリア) 値崩れしたpride もう引けないよ (こんな街もう 忘れたくないのに) たった一つの生き方 それしか知らないだけだ これでいい これがいい そう思わせてよ タイムリミットが来るまで 君と踊り続けられたら それでいい それがいい 何もかも 最低dancing 愛してらんないね ...

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ツギハギの翼

一歩進み二歩戻る 失敗は日常で 得意の言い訳 聞き飽きちゃうよな 放課後のチャイム 夕焼けに響く声の中 ぽっかりと僕の居場所が見つからない 届くはずのない 一番星に なぜ願ってしまったんだろう でも誤魔化せない いつか(じゃない)君の(その手) 今掴みたい もっと羽ばたけ翼 手作りの羽で君まで飛べるかな ごめんね まだ怖いけれど 逃げたくない 一歩踏み出す勇気を (伝えなくちゃ) この気持ちは (伝えなくちゃ) 誰かじゃダメだ (伝えなくちゃ) 君との物語紡ぎたい ...

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